2018/03/14
「セリーヌ」、LVMHグループのEC「24 Sèvres」で販売開始
2018/03/14
「セリーヌ(Céline)」が、親会社であるLVMHグループが運営するラグジュアリーEC「24 Sèvres」での販売を開始する。

元々デジタル分野ではや後れを取っていた同ブランド。LVMHグループ傘下では最後となったが、昨年末にようやく本国フランスに公式ECを開設した。2018年中にはヨーロッパとアメリカにまで拡大していくという。
「24 Sèvres」は「セリーヌ」を取り扱う唯一のマルチブランドECとなり、ウェア、レザーグッズ、シューズ、アクセサリー、アイウェアといった全カテゴリの商品を揃える。18年春夏コレクションは既に同サイトで購入可能だ。
昨年6月にスタートした「24 Sèvres」では、「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」や「ディオール(Dior)」など150相当のブランドが販売されており、世界80ヵ国に配送を行っている。
また、ブランドの取扱い開始を記念して、スカート、ニット、シューズ、バッグ、ピアスの5型からなる限定カプセルコレクションも同サイトで発売される。
2月からはアーティスティックディレクターにエディ・スリマン(Hedi Slimane)を迎え、新たなステップを踏み出した「セリーヌ」。9月には新しいブランドイメージも公開され、SNSなどデジタル面での露出も増えていくことだろう。
セヴリーヌ・メルル(Séverine Merle)CEO率いる「セリーヌ」の年間売上高は10億ユーロ(約1318億3400万円)相当と見られており、現在世界中に約140店舗を展開。エディ・スリマン就任を機に、今後5年間で売上を倍増することを目標に掲げている。
(2018年3月14日現在、1ユーロ=132円で換算)
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