By
Reuters
Reuters
掲載日
2019/05/09
2019/05/09
「コーチ」親会社タペストリー、第3四半期利益は市場の予想上回る 10億ドルの買戻しも
By
Reuters
Reuters
掲載日
2019/05/09
2019/05/09
「コーチ(Coach)」や「ケイト・スペード(Kate Spade)」の親会社タペストリー(Tapestry)(旧コーチ)の第3四半期決算は、利益が市場の予想を上回った。両ブランドのハンドバッグが好調でけん引したという。また、10億ドル(約1095億3000万円)相当の自社株買戻しプログラムも発表している。

ここ数年は新鮮なデザインに欠き相次ぐ値引きに打撃を受けてきた「ケイト・スペード」ブランドだが、昨年になって二コラ・グラス(Nicola Glass)をデザイナーに迎えたことでリブランドに成功。顧客の反応も上々で、第3四半期は予想以上の売上高を計上した。既存店売上高は3%減だったが、Refinitifのアナリスト予想平均4.04%減は上回っている。
「二コラ・グラスによるコレクションは顧客に概ね好評だった。『ケイト・スペード』の業績も大きく回復した」とヴィクター・ルイス(Victor Luis)CEO。
売上構成比72%を占める「コーチ」ブランドの既存店売上高は1%増となり、アナリスト予想0.84%増を上回った。
当期純利益は約1%増の13億3000万ドル(約1456億7500万円)だった。
(2019年5月9日現在、1米ドル=110円で換算)
© Thomson Reuters 2023 All rights reserved.