by
Robin Driver

Robin Driver
掲載日
2020/06/16
2020/06/16
「シエス マルジャン」、コロナ禍でブランド終了
by
Robin Driver

Robin Driver
掲載日
2020/06/16
2020/06/16
サンダー・ラク(Sander Lak)手掛けるニューヨーク発の「シエス マルジャン(Sies Marjan)」がブランドを終了する。新型コロナウイルスにより経済的な打撃を受けたことが要因となった。

カラフルなクリエーションで知られる「シエス マルジャン」は、ハワード(Howard Marks)、ナンシー・マークス(Nancy Marks)夫妻の支援を受け、エマ・ストーン(Emma Stone)などのセレブリティをはじめ独自のファンを獲得して成功を収めた。
「夢が実現し、今までやりたいことを形にすることができました」とサンダー・ラク。「『シース マルジャン』に時間や才能を費やしてくれた皆さんに感謝したいと思います。ユニークな存在に育ったブランドですが、そのストーリーは、洋服やコレクションだけでなく、関わってきた人々の中にも生き続けています」。
サンダー・ラクは「ドリス ヴァン ノッテン(Dries Van Noten)」でデザインディレクターを務めた経験もあり、2018年のCFDAアワードを受賞したほか、2019年には CFDAウィメンズウェア・デザイナー・オブ・ザ・イヤーにもノミネートされている。
2015年に立ち上げた「シエス マルジャン」は、ニューヨーク ファッションウィークのランウェイは毎シーズン注目を集め、2017年にはメンズウェアコレクションもローンチ。その後はメンズ・ウィメンズ混合のショーを行っていた。
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