「ジョー マローン ロンドン（JO MALONE LONDON）」が、CSR活動を強化する。メンタルヘルスに関する認知向上を目的に、英国出身で女優・モデルのアジョワ・アボワーをグローバル アンバサダーとして起用。また、日本を含めたアジアで初となるチャリティーキャンドルを発売し、売上の一部を児童養護施設で暮らす子どもたちにアウトドアプログラムを提供するNPO「みらいの森」に寄付する。

　人々がメンタルヘルスの課題を克服するよう手助けし、地域社会で支えるためにメンタルヘルスの問題にこの10年間取り組んできたジョー マローン ロンドン。ブランドの文化に深く根差す価値観である「Kindness : 優しさ」を通じて、「周囲、そして何より自分自身に優しさを示すことで、メンタルウェルネスの向上を目指す」というメッセージの啓蒙を推進している。

　アジョワ・アボワーは、次世代のリーダーとしてTimes誌の表紙や、フォーブス（Forbes）が選ぶ30歳未満の30人に選ばれるなど、活動家としても知られる。自身が経験した壮絶な過去をもとに、悩みを抱える女性たちをサポートする活動を行う団体「Gurls Talk」を設立し、すべての女性に発言権を与える協力的なコミュニティを育成しながら、メンタルヘルスへの理解を高めることを目指している。今回、ジョー マローン ロンドンのフィロソフィーを体現するとして、彼女をアンバサダーに起用した。

　アジョワはアンバサダー就任について、「メンタルヘルスという重要課題への取り組みに対する情熱を共に共鳴することができとても光栄です。ブランドの価値観に寄り添い、今までの伝統に縛られることなくメンタルヘルスについての新たな理解を多くの方に推し進める活動にとても興奮しています」とコメントした。



　また、日本を含めたアジア市場で初となるチャリティ キャンドルは5月20日に発売する。ホワイト ライラックとルバーブを組み合わせた初夏のガーデンを思わせる香り。価格は税込9900円で、公式オンラインショップおよび、直営店・百貨店全店で取り扱う。売上の75％は児童養護施設の子どもたちのメンタルウェルネスをサポートを目的に、アウトドアプログラムを提供するNPO「みらいの森」の活動の支援に充てられる。今後、ジョー マローン ロンドンは売上の寄付にとどまらないボランティア支援を継続していくという。

■ジョー マローン ロンドン：公式サイト