2018/05/30
「ソニア・リキエル」、パリ クチュール期間に50周年記念のスペシャルランウェイショー開催
2018/05/30
「ソニア・リキエル(Sonia Rykiel)」が、パリ オートクチュールファッションウィークのゲストとして、7月1日にブランド50周年を記念したスペシャルランウェイショーを開催する。

「今年はリキエルの年だ。(ブランド設立から)半世紀が経つ。我々が目指すのは、ブランドの豊かな歴史と、それが持つ様々に異なった側面だ。メゾンのサヴォア・フェール(クラフトマンシップ)と、デザインを手掛けるジュリー・ド・リブラン(Julie de Libran)のクリエイティビティ、そしてアトリエ、それに関わる数多くの素晴らしい女性たちを見てもらいたい」と「ソニア・リキエル」のジャン=マルク・ルビエ(Jean-Marc Loubier)CEO。
当日発表予定の「アトリエ(L’Atelier)」と題したコレクションは、18-19年秋冬シーズンに向け数量限定で発売される。会場となるのはパリの国立高等美術学校で、歴史的建築物である校舎にあるガラス天井の回廊でショーを行う。
ルビエCEOによれば、キャスティングはプロのモデルだが、イベント自体は「ユニークな女性たち」をフィーチャーしたものになるという。それ以上の詳細は「まだ明かせない」と同氏。
メゾン「ソニア・リキエル」は1968年に設立された。今年1月には、パリ・サンジェルマン地区にある旗艦店にて、本棚一杯に詰まった白い本にゲスト自身が書き込むという趣向の「マニフェスト(Manifesto)」パーティーを開催している。「ニットの女王」とも称される創業者のソニア・リキエルは、デザイナーであると同時に優れた文筆家でもあった。創業と同じ1968年に起こったパリの五月革命にオマージュを捧げ、当時パリの石畳を学生が投げつけたことから名付けた「パヴェ(敷石の意)」バッグもローンチしたばかりだ。
「ちょうど1968年にメゾンが設立されたが、それ以来様々な社会運動に参加してきた。現実に立ち向かいながらも、笑顔を絶やさずにね」とCEO。
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