2019/02/27
「コシェ」が「ナイキ」と協業 東コレでは「ニュースやコラボもたくさん発表予定」
2019/02/27
2月26日、パリ・ベルシー体育館で2019-20年秋冬ランウェイショーを開催した「コシェ(Koché)」。今シーズンは「ナイキ(Nike)」とコラボレーションしたアイテムも初披露された。

巨大な会場には、業界関係者だけでなく郊外の女子サッカークラブやファッション専門学校生も招待されている。「The Land of My Dreams」をテーマに、ベルベットやハンドメイドの金具、スワロフスキークリスタルなど、細部にクラフトマンシップが光るコレクションを披露した。
「コシェ」は「パリ サンジェルマンFC」と協業したこともあり、サッカーと縁の深いブランドだ。今シーズンは「ナイキ」と初となるコラボレーションを発表。この夏にはFIFA女子ワールドカップレースがフランスで開かれることもあり、サッカーユニフォームを使いながら、スポーツウェアの要素をレースやフェザーといったクチュールライクな素材やパッチワークの手法と合わせてフェミニンに昇華してみせた。

「『ナイキ』と仕事ができることを光栄に思います。ファッションと同じように、スポーツもポジティブな変化をもたらすプラットフォームだと思う。今回のショーで見せた『ナイキ』とのコラボレーションは、スポーツを通したコミュニティに着想を得たもの。私のデザインを通して、どんなバックグラウンドの女性にも、自分が力を持っていると感じてもらいたい」とデザイナーのクリステル・コシェール(Christelle Kocher)。
また、3月21日にはAmazon Fashion Week Tokyo 2019 A/Wでもショーを行う「コシェ」。今回発表したコレクションでも、日中伝毛織や江戸ヴァンスなど日本のメーカーの素材を使用したウールアイテムが25型ほど登場したが、東京のランウェイでは「ニュースや新しいコラボレーションなどもたくさん発表する予定」だと話す。「渋谷付近が会場よ。とてもプレイフルなイベントになるわ。今回ベルシー体育館でやったことの延長のような感じかしら」。
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