2015/10/13
『世界のCEOベスト100』有名アパレル企業もラインクイン ファストリテの柳井氏は35位
2015/10/13
ハーバード・ビジネス・レビュー(Harvard Business Review)(以下、HBR)が選ぶ『世界のCEOベスト100』の2015年版が発表された。

「恒常的な成功の指標」になるべく作られたランキングで、各CEOの就任初日からの歩みを辿って分析し、そのパフォーマンスを評価したもの。前回までは市場の業績データのみに基づいていたが、今回は、各企業の環境的配慮・社会的貢献・ガバナンスといった要素も取り入れられている。
CEOに就任してから少なくとも2年が経過し、逮捕歴や有罪宣告を受けた経験がない人物を対象としており、合計で907人が候補となった。
アパレル・美容関係の企業で最も高い評価を受けたのは、「ザラ(Zara)」などで知られるインディテックス(Inditex)社のパブロ・イスラ(Pablo Isla)で、3位に着けた。次いで11位にエル・ブランズ(L Brands)のレスリー・ウェクスナー(Leslie Wexner)、21位にナイキ(Nike)のマーク・パーカー(Mark Parker)。また、35位には日本からファーストリテイリングの柳井正がランクインした。そのほか、38位にノードストローム(Nordstrom)のブレイク・ノードストローム(Blake Nordstrom)、41位にアディダス(Adidas)のヘルベルト・ハイナー(Herbert Hainer)、44位にクリスチャン・ディオール(Christian Dior)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)、53位にエスティー・ローダー(Estée Lauder)のファブリツィオ・フレダ(Fabrizio Freda)、55位にロレアル(L'Oréal)のジャン=ポール・アゴン(Jean-Paul Agon)などが名を連ねている。また、アマゾン(Amazon)のジェフリー・ベゾス(Jeffrey Bezos)は87位。
大企業のトップに就く女性は未だ少ないのが現状で、今回100位内にランクインした女性は2人だった。
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