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EFE
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掲載日
2019/07/17
2019/07/17
「ザラ」のインディテックス、2025年までに完全なサステナビリティ実現を掲げる
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2019/07/17
2019/07/17
「ザラ(Zara)」や「ベルシュカ(Bershka)」を展開するスペインのインディテックス(Inditex)グループは、2025年までに、デザイン、生産、物流、店舗、原材料にいたるまで、すべての分野で包括的なサステナビリティ(持続可能性)を実現するという目標を発表した。

「インディテックスが、ビジネスのあらゆる面において完全にサステナブルな企業になることを目指す」とパブロ・イスラ(Pablo Isla)会長は株主総会で述べている。
来年2020年には全店舗で環境効率を向上し、プラスチック袋の完全廃止のほか、使用済み衣類の回収ボックスも設置するという。
2023年には全店舗における廃棄物をリサイクルし、パッケージのプラスチックに関してもすべて廃止。そして最後の2年間では、グループで使用するエネルギーの80%を再生可能な供給元から調達し、コットン、リネン、ポリエステルの素材に関しては、その100%がオーガニック、サステナブル、またはリサイクル済みのものになるという。
さらに、取締役会の中にサステナビリティ委員会(Sustainability Commission)を設置し、環境や労働環境に関する取り組みを監視していくという。