「ルイ・ヴィトン（Louis Vuitton）」の長い歴史を紐解く展覧会「Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton」（飛べ、漕ぎ出せ、旅に出ろ）が、パリのグラン・パレで開催される。会期は15年12月4日～16年2月21日。

　ガリエラ宮パリ市立モード美術館の館長、オリヴィエ・サイヤール（Olivier Saillard）氏が監修した同展では、メゾンの歴史だけでなく、創業者から現クリエイティブディレクターの二コラ・ゲスキエール（Nicolas Ghesquière）に至るまで、クリエーションに関わってきた様々な人物にもスポットを当てる。
 
　「『ルイ・ヴィトン』はいつの時代も最先端のクリエーションを発信してきた。今回はオリヴィエ・サイヤール氏自らがメゾンのアーカイブに立ち入ってその秘密を紐解き、ブランドの過去・現在・未来を新しい視点で捉え直してくれた」と「ルイ・ヴィトン」のマイケル・バーク（Michael Burke）CEO。

　内装はロバート・カーセン（Robert Carsen）が手がけた。1906年当時のアイコニックなトランクに始まって、9つのテーマに沿った展示が続き、アート、自動車、ヨット、飛行機、文筆、美容など、様々な分野との繋がりも余すことなく紹介する。

広告

　また、特注品なども並び、最後は職人の技術に焦点を当てた展示で締めくくられる。
 

■Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton
会期：2015年12月4日～16年2月21日
会場：グラン・パレ内Salon d'Honneur