掲載日
2019/04/01
2019/04/01
「ルイ・ヴィトン」、NYクルーズショーの会場はTWA フライトセンターに決定
掲載日
2019/04/01
2019/04/01
「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」がニューヨークで開催する2020年クルーズコレクションの会場に、ジョン・F・ケネディ空港の「TWAフライトセンター(TWA Flight Center)」が決定した。

5月8日の行われるショーの会場は、二コラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquière)自らインスタグラム上で発表。
フィンランド系アメリカ人の建築家、エーロ・サーリネン(Eero Saarinen)が設計したTWAフライトセンターは、空港のターミナルとして1962年に開業したが、2001年に閉鎖された。新未来派の代表的な作品で、アメリカのオプティミズムとテクノロジーが詰まった傑作だと高い評価を受けている。
二コラ・ジェスキエールはこれまでにも、ニテロイ現代美術館やボブ&ドロレス・ホープ夫妻の元邸宅、ミホ ミュージアム、マーグ財団美術館などをクルーズショーの舞台に選んできた。今回も一貫したその姿勢がぶれることはない。
「TWAフライトセンターは旅そのものを象徴している。世界の類まれな建築物を紹介しようという『ルイ・ヴィトン』の文化的な取り組みと、メゾンの掲げる『旅の真髄(Art of Travel)』にも相応しく、二コラ・ジェスキエールののインスピレーションに呼応する理想的な場所だ」とブランド側。
TWAフライトセンターは1994年に文化遺産にも指定されており、スピルバーグ映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の撮影現場としても有名だ。2016年からは「TWAホテル」として生まれ変わるべく工事が進められているが、ホテルはショーの後の5月15日に開業する。
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