「Lyst」のサマートレンド:ロマンティック、ボヘミアン、そして日本もキーワードに

 ファッション検索プラットフォーム「Lyst」の発表によると、サマートレンドはやはりバカンス先に左右されているようだ。「The Jetleisure: 7 Holiday Destinations Influencing Our Summer Style(ジェットレジャー:サマースタイルに影響する7つの旅行先)」は、検索ワードなどから500万人の消費者の動向を分析している。

Chloé
 
 キーワードとして人気だった場所は「マラケシュ」、「バリ」、「フランス」、「モンタナ」、「日本」、「コペンハーゲン」、「LA」の7か所で、今年だけで80万件の検索があったという。
 
 マラケシュは「ディオール(Dior)」のクルーズショーでも注目を集めた。ロマンティックでボヘミアンな要素の感じられるモロッコスタイルのアイテムは、今年に入ってから24万回検索された。
 
 前年比23%と大きく伸びたのがロングチュニックで、特に「maxi printed dresses(プリントマキシドレス)」はこの3ヵ月間で42%伸びている。スターモチーフやジオメトリック柄もグローバルなトレンドに浮上した。

 また、バリはインスタグラム上で最も多くの写真が投稿された旅行先で、ファッションアイテムに及ぼした影響も大きい。ストローバッグなどは「この3ヵ月で122%と検索数が飛躍的に伸びた」とアイテムだ。先月の数値だと、ラフィアが14%増、リネンが42%増、マクラメが58%増とナチュラルな素材への関心も高まっていることが窺える。
 
 シャーリングドレス、サロンも、4月にはそれぞれ324%、30%と検索数を伸ばしている。
 
 一方で、ヨーロッパ的なフランスのカントリースタイルも人気を博す。ブロダリーアングレーズ、エスパドリーユなどのキーワードは8万1000件以上に上った。ボーダートップも32%増加。
 
 アメリカの"ランチ(農場)"スタイルも新しいトレンドだ。モンタナは「ファッション好きの間で人気になりつつあるホットな行先」だとされている。フローラル柄のプレーリードレスは3月上旬から34%増加するなど、"ランチ"スタイルの検索数は現在までで10万7000件となっている。プレーリードレスで人気の「LoveShackFancy」といったブランドが急成長し、検索数はこの3ヵ月で60%増加。「ジマーマン(Zimmermann)」やH&Mグループの「& Other Stories」も人気だ。
 
 そのほかにも、「日本」がホットなキーワードとして浮上。キモノ風ジャケットはストリートウェアやスケートウェアブランドで頻繁に取り上げられている。また、「アンダーカバー(Undercover)」、「ネイバーフッド(Neighborhood)」、「ビズビム(Visvim)」といったジャパニーズブランドのメンズウェア需要がこの3ヵ月で大きく伸びたほか、『モスキーノ(Moschino)』のテディーベアアイテムや、『フェンディ(Fendi)』のフラッフィーナバッグチェーンなど、"カワイイ"商品が世界的にトレンドとなっている。
 
 ロサンゼルスは、特にタイダイなどサーファーカルチャーに象徴される。サーフ風のスイムウェアはこの3ヵ月間で29%増加し、長袖の水着もポピュラーになりつつある。
 
 さらに、デンマークブランドが世界的に人気を博していることからも、コペンハーゲンが注目されている。「Ganni」は39%、「Stine Goya」は95%とアイテム検索数を伸ばした。
 
 

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