掲載日
2019/06/14
2019/06/14
「ケンゾー」、キャロル・リムとウンベルト・レオンが退任
掲載日
2019/06/14
2019/06/14
「ケンゾー(Kenzo)」のデザイナーデュオ、キャロル・リム(Carol Lim)とウンベルト・レオン(Humberto Leon)が退任する。「8年間一緒にやってきましたが、彼らは7月1日付でメゾンを去り、ニューヨークを拠点に展開する『オープニングセレモニー(Opening Ceremony)』に専念します」と親会社のLVMHは説明している。
6月23日にパリで発表される2020年春夏コレクションが2人の「ケンゾー」最後の仕事となる。
中国系ペルー人のルーツを持つウンベルト・レオンと韓国系のキャロル・リムは、2011年に「ケンゾー」のクリエイティブディレクターに就任した。前任はイタリア人デザイナー、アントニオ・マラス(Antonio Marras)。
この8年間でブランドを刷新し、「タイガー」モチーフなどメゾンのアーカイブにあるデザインを現代に蘇らせた。また、ジャン=ポール・グード(Jean-Paul Goude)、マウリツィオ・カテラン(Maurizio Cattelan)、スパイク・ジョーンズ(Spike Jonze)、デヴィッド・リンチ(David Lynch)といったアーティストから、「ヴァンズ(Vans)」、「ニューエラ(New Era)」など他ブランドまで、幅広いコラボレーションも積極的に行ってきた。
2人はカリフォルニア大学バークリー校を卒業後、2002年に自分たちのブランド「オープニングセレモニー」をニューヨークで立ち上げている。
「ケンゾー」の後任デザイナーについては、追ってLVMHから発表があると見られる。
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