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fashionsnap
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掲載日
2013/12/18
2013/12/18
「ココ シャネル、ダラスに帰る」Chanelが米国でショー開催
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2013/12/18
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「Chanel(シャネル)」が、12月10日に米国ダラスで2013-14年 メティエダール コレクション パリ-ダラスを発表した。アーティスティック ディレクターKarl Lagerfeld(カール ラガーフェルド)は、創始者マドモアゼル シャネルの歴史とワイルドウェストの開拓者たちにインスピレーションを受けたという。会場にはKarl Lagerfeldが監督を務めた映画「The Return」の出演者をはじめ、水原希子など多くのゲストが招かれた。
Karl Lagerfeldが招待状に書いたメッセージは、「Coco Chanel Back In Dallas(ココ シャネル、ダラスに帰る)」。1954年にクチュールメゾンを再開したマドモアゼル シャネルが1957年にダラスを訪れ、ニーマン マーカスの創立者の一人であるスタンレー マーカスから「ファッション界のオスカー」と称されるニーマン マーカス賞を贈られたという歴史から56年の時を経て、シャネルと米国の間に築かれた強い結びつきを讃えるショーが開催された。会場となったダラスの中心部の国立歴史公園フェアパークは、アールデコ調の建築物を特徴に1936年にはテキサス100年祭博覧会が開催された地で、ロデオを思わせる舞台がランウェイとなった。南北戦争前のテキサスと、洗練された姿に置き換えられたカウボーイのイメージが落とし込まれたという。
映画「The Return」の公開後に開催された2013-14 年 メティエダール コレクション パリ-ダラスのショーは、マドモアゼル シャネルが発表した当時のスーツを現代的に再解釈したデイタイムのスタイルからスタート。スターの刺繍とフリンジが施されたジャケットやティアードスカートをはじめ、レザーのウェスタンシャツにレザーパンツとレザーコート、デニムジャケットと羽根飾り付きのジーンズを合わせるスタイルが提案された。様々なサイズのスターが散りばめられたカクテルドレスなど目を引く装飾や、ソフトな素材とハードな素材の組み合わせを特徴に、ショルダーにウェスタンサドルのシルエットを取り入れたジャケットや、カウボーイブーツのようなトロンプルイユを施したタイツ、ミニカウボーイハット、そしてミドル丈やニーハイのカーフブーツなど、遊び心と冒険的な試みが取り入れられた。
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