fashionsnap
2020/01/09
「ザ・リッツ・カールトン日光」が5月に開業、奥日光の自然と調和する邸宅をイメージ
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2020/01/09
ザ・リッツ・カールトンが、「ザ・リッツ・カールトン日光」を5月22日に開業する。栃木県初のインターナショナルラグジュアリーホテルとなり、オーストラリアのメルボルンのデザイン会社 Layan Architects + Designersがデザインを手掛ける。
ザ・リッツ・カールトン日光は奥日光中禅寺湖畔に位置し、メイン棟、レイク棟、マウンテン棟の3棟で構成。デザインコンセプトは「奥日光の自然と調和する邸宅」で、明治時代から西洋人の外交官や高官から避暑地として親しまれてきた背景を反映し、西洋と日本の建築デザインが調和した空間に仕上げるという。
ホテルのロビー「アライバル・ロビー」は陽が差し込むように設計。栗の木を使用した特注のレセプションデスクや、同地で120年ホテル業を営んでいた「日光レークサイドホテル」のアートパネルを再利用して創り上げたハンドクラフトのシェルフなどを備えることで歴史と木の温もりを取り入れつつ、絵画作品や田中信太郎、コリン・K・オカシモなど国内外のアーティストの彫刻作品を展示し、空間に彩りを添える。ロビーの奥には「ザ・ロビーラウンジ」「ザ・ライブラリー」「ザ・バー」の3つのゾーンに分かれたラウンジエリアが広がり、窓際に設けた縁側からは緑溢れる庭園や中禅寺湖、男体山や周辺の山々を望むことができる。
客室数は94室を用意し、各部屋にはプライベートバルコニーと縁側に見立てたラウンジエリアを設置。日光国立公園を一望できるバルコニーの引き戸には栃木県の伝統工芸である鹿沼組子をイメージした繊細な細工を施し、反射する光の存在感を高めたデザインに仕上げるという。ラウンジエリアに設置された引き戸は可動式で、寝室やバルコニーを連結させたりセパレートしてプライベートな空間を作ることができる。
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