AFP
2016/10/05
「シャネル」、テクノロジー&ランジェリーシックなコレクション
AFP
2016/10/05
10月4日にカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が「シャネル(Chanel)」のショーで披露したコレクションは、 " intimate technology(プライベートなテクノロジー)"がテーマに。会場には、スクリーンや電子機器、更にロボット「Pepper」風のモデルも登場した。
ロボット風の大きな白いヘルメットを被った2人がアイコニックなシャネルジャケットに身を包んでランウェイに現れ、ショーは幕を開けた。
それにストリートライクなキャップとシックなフラワーアクセサリーを組み合わせたスポーティーなルックが続く。
足元には白いスウェードのベルクロラバーソールをスタイリング。面ファスナーはジャケットにも用いられた。また、手にはロボットのクラッチが。
ロングプリーツスカートにも、光線のようなマルチカラーのプリントが施され、サイケデリックなムードを演出していた。他にもネオンカラーのプリントや、マルチカラーのツイードをゴムコードやビニール素材と合わせたアイテムも。
しかし同時に、ピンクやヌードカラーなどを取り入れ、レースの繊細なスリップドレスなども見られた。
「"intimate technology"というテーマで表現したかったのはこれだ」とカール・ラガーフェルド。バックにはドナ・サマーの『アイ・フィール・ラヴ』が流れる。
「世界のあり方」
今回カールが会場の内装として選んだのは「データセンター」という設定だ。「これは懐古趣味ではなく、今日の世界の在り方だ。我々は皆データーに依存している。携帯の無い生活を想像してみるといい。そして次に来るのが人工知能とロボットだろう」と説明する。
招待客の中には、リリー=ローズ・デップ、アナ・ムグラリス、ギャスパー・ウリエルや、コートニー・ラブと娘のフランシス・ビーン・コバーン、ラッパーのアッシャーの姿もあった。
by Anne-Laure Mondesert
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