"シャネルの韓服"が話題 クルーズコレクションの顔に韓国人モデルパク スジュを起用

　「シャネル（CHANEL）」が、韓国人モデルのパク スジュ（Park Soo Joo）を2015-16年クルーズコレクションのショートムービーに起用した。同コレクションは、ソウルの東大門デザインプラザで発表。朝鮮半島の民族衣装を再解釈した"シャネルの韓服"が話題を呼んだ。

　クルーズコレクションのミューズに選ばれたパク スジュは韓国で生まれ、10歳でアメリカに移住。現在は様々なランウェイにモデルとして出演している売れっ子で、5月に披露された「シャネル」の2015-16年クルーズコレクションのショーでは今シーズンの"顔"としてオープニングとクロージングを飾った。

　2本立てのショートムービーは、最新のクルーズコレクションを身に纏いソウルとニューヨークを駆け抜けるパク スジュをドキュメンタリータッチで撮影。パート1では自身の生い立ちや故郷ソウルに馳せる思い、そしてランウェイショー当日の様子を、パート2では彼女が育ち現在拠点としているNYでの生活に焦点を当てている。

　また、続いて公開されたクルーズコレクションにのディテールに焦点を当てた最新イメージムービー「THE SPIRIT OF THE CRUISE COLLECTION」にもパク スジュは出演。デザイナーのカール・ラガーフェルド（Karl Lagerfeld）はコレクションについて、「ソウルのローカルファッションをコスモポリタンな視点で捉えました」と語っている。