「シュプリーム」のブランドディレクター、アンジェロ・バックが退任

by

Obi Anyanwu

掲載日
2017/02/09

　「シュプリーム（Supreme）」のブランドディレクター、アンジェロ・バック（Angelo Baque）が退任を発表した。ブランドには10年携わっている。

　スクール・オブ・ビジュアル・アーツを卒業後、「ストゥーシー（Stussy）」や「ノン・ド・ゲール（Nom de Guerre）」などを経て、2006年に「シュプリーム」に加わった。12年にはファッションブランド「アウェイク ニューヨーク（Awake NY）」を立ち上げたほか、クリエイティブエージェンシー「バック・クリエイティブ（Baque Creative）」も設立している。「シュプリーム」を去った後も、顧問として携わる予定だという。
 
　先月1月にパリで披露された「ルイ・ヴィトン（Louis Vuitton）」の17年秋冬コレクションでは、「シュプリーム」とのコラボレーションアイテムが話題となった。他にも、「主王リーム」は「コムデギャルソン（Comme des Garçons）」、「ティンバーランド（Timberland）」、「ストーンアイランド（Stone Island）」、「アクアスキュータム（Aquascutum）」、「ザ・ノース・フェイス（The North Face）」をいった様々なブランドと協業している。

　15年には、クリエイティブディレクターのブランドン・バベンジン（Brendon Babenzien）が自身のブランド「ノア（Noah）」に集中したいとして退任した。後任には「プロパーギャング」のマックス・ヴァンダーウッド・グロス（Max Vanderwoude Gross）が就いた。