「フェンディ クラフ」展が開催、ファーの職人技をモダンな世界観で体験

　「フェンディ（Fendi）」が、メゾンに受け継がれてきたファーのサヴォアフェールに敬意を表したエキシビション「フェンディ クラフ（Fendi Craff）」を開催する。ローマのアトリエからファー職人たちが来日し、グラフィティにインスパイアされた現代的なデザインとクラフツマンシップを掛け合わせたファータブレットをその場で制作する。期間は4月4日から17日まで。

　フェンディ クラフは昨年10月にフェンディが本社を構える「イタリア文明宮」で開催されたイベントで、イタリア国外では今回が初開催となる。会場では職人が廃棄された材料を利用し、グラフィティアート作品からインスピレーションを得た一点物のファータブレットを制作。ラグジュアリーブランドで唯一自社にファーアトリエを擁するフェンディが、新しい手法でクラフツマンシップを実演するエキシビションとなる。
 
　グラフィティアートが壁一面に飾られる会場では、ニューヨークを拠点に活動する日本人ストリートアーティスト アイコ（Aiko）が、ローマの恋人たちとストリートのエネルギーをテーマに制作した巨大アート作品が展示されるほか、来場者のポートレートがフェンディならではの"ファーグラフィティ"で表現され、SNSでシェアできる体験型のデジタルコンテンツを用意する。会場は表参道のバツアートギャラリー（Ba-Tsu Art Gallery）で、入場無料。

■フェンディ クラフ
会期：2019年4月4日（木）〜4月17日（水）
時間：11:00〜20:00
場所：東京都渋谷区神宮前 5-11-5 Ba-Tsu Art Gallery
入場無料