2019/11/08
「プロエンザ・スクーラー」がディフュージョンライン刷新 「ホワイトレーベル」へ
2019/11/08
「プロエンザ・スクーラー(Proenza Schouler)」が、「PSWL」として展開していたディフュージョンラインを見直し、「プロエンザ・スクーラー ホワイトレーベル(Proenza Schouler White Label)」に刷新した。
メインのラインの黒いタグと対比させたネーミングだが、今回の刷新で「よりフレッシュで面白いアプローチ」を考えているという。価格帯は維持しつつ、以前よりエッジィなデザインを提案していく。
「『プロエンザ・スクーラー』を着る女性の、手に取りやすい価格でリラックスしたパーソナルなワードローブを手に入れたい、という願望に応える」という目的で見直しを図った今回の「ホワイトレーベル」は、「ブランド全体に通じる精神を、より顕著に反映したもの」になっているという。「『ホワイトレーベル』は、『プロエンザ・スクーラー』の確立したルックを、よりリラックスした形で表現した」とブランド側。
「ホワイトレーベル」のコレクションは80型程度で構成し、日常に使えるアイテムを多く揃える。グラフィックTシャツ、ゼブラモチーフのトップ、チェックのスリップドレス、ジップアップニット、プリーツスカート、デニムパンツやデニムジャケットに、ジャカードのプルオーバー、マキシドレスなどを展開。PVCのトランスパレントなレインジャケットなども販売する。
「ホワイトレーベル」では、以前の「PSWL」より少し上の年齢層をターゲットにしている印象だ。
ジャック・マッコロー(Jack McCollough)とラザロ・ヘルナンデス(Lazaro Hernandez)が手掛ける「プロエンザ・スクーラー」は、パリのオートクチュールシーズンで2シーズンの間ショーを行った後、2018年9月からニューヨークに戻ってコレクションを発表している。昨年にはプライベート投資家の援助による資金注入でCastanea Partnersから自社株を買い戻し、Kay Hong新CEOを迎えた。
不許複製・禁無断転載
© 2024 FashionNetwork.com