by
Obi Anyanwu
Obi Anyanwu
掲載日
2015/11/20
2015/11/20
「ラルフ・ローレン」がインタラクティブ試着室導入 スマートミラーでワンタッチ操作
by
Obi Anyanwu
Obi Anyanwu
掲載日
2015/11/20
2015/11/20
「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」と、リテールテクノロジー研究のスタートアップ企業「オーク・ラボ(Oak Labs)」が提携し、同ブランドのニューヨーク旗艦店にスマートミラーを用いた試着室、「オーク・フィッティングルーム(The Oak Fitting Room)」を設置した。室内に何点のアイテムがあるのかを自動で数えてくれるほか、従業員を直接呼ぶこともできる。
「オーク・フィッティングルーム」は、まずRFIDタグによって何点のアイテムが持ち込まれたかを把握。試着中もライティングを自動調整する。また、顧客はアシスタンスを呼んだり、スタイリストのアドバイスを見たり、更にやり取りをモバイルに送信、保存したり、全てがミラーにタッチするだけで簡単に叶う。
一方店側に対しては、持ち込みアイテム数や照明効果といった顧客の情報を提供し、店内の人気商品が簡単にわかる仕組みだ。「オーク・フィッティングルーム」には複数言語のサポートも用意されており、英語のほか、中国語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、そして日本語も洗濯できる。
オーク・ラボ社はサンフランシスコを拠点にするIT企業で、リテールとテクノロジーの融合を目指す。最近ではウィング・ベンチャー・キャピタルから410万ドル(約5億円)の投資も受けており、スマートミラーと「フィッティングルーム」テクノロジーの利用で「ラルフ・ローレン」と提携を結んだ。導入に際しては、ハードウェアに対する初期費用と毎月のライセンス料金が発生する。
(2015年11月20日現在、1米ドル=123円で換算)
不許複製・禁無断転載
© 2024 FashionNetwork.com