掲載日
2019/08/27
2019/08/27
「ヴィクトリアズ・シークレット」不調で親会社の第2四半期振るわず
掲載日
2019/08/27
2019/08/27
米Lブランズ(L Brands)の第2四半期業績は、「ヴィクトリアズ・シークレット(Victoria’s Secret)」の不調が影響して減収となった。
グループの売上高は前年比2.8%減の29億200万ドル(約3068億1000万円)で、既存店売上は1%の減収となった。
「ヴィクトリアズ・シークレット」の既存店売上高は6%減だった一方で、「Bath & Body Works」ブランドは8%増と好調だった。
Lブランズの営業利益は1億7460万ドル(約184億6200万円)と、前年同期2億2810万ドル(約241億1800万円)から減少。純利益も前年同期9900万ドル(約104億6800万円)から3760万ドル(約39億7600万円)へと落ち込んだ。
「ヴィクトリアズ・シークレット」ブランドは今日の女性消費者に訴求することができず、ここ数年低迷を続けている。
イメージ変革を目指し、直近ではトランスジェンダーモデルのヴァレンティナ・サンパイオ(Valentina Sampaio)を起用した同ブランド。毎年恒例のファッションショーについても、差別的で現代の消費者層に合致しないという批判を浴びており、内容の見直しを進めている。
第3四半期の一株当たり当期純利益については、-0.05~0.05ドルを見込む。
2019年度通期予想は据え置く方針で、一株当たり当期純利益2.30~2.60ドルとしている。
(2019年8月27日現在、1米ドル=106円で換算)
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