掲載日
2011/08/22
2011/08/22
7月の東京地区百貨店売上高、2ヶ月ぶりにマイナス
掲載日
2011/08/22
2011/08/22
日本百貨店協会は、7月の東京地区百貨店売り上げ概況を発表した。売上高総額は、1,441億円余で、前年同月比-1.3%、2か月ぶりのマイナスとなった。
都内の商況は台風6号を境に大きく転換したが、特に入店客数については、下旬からの天候不順の影響を受けて、各店共に前年同月比で概ね3%~4%の減少であった。しかし、富裕層における購買意欲の回復やブライダル需要の高まりを背景に、婦人アクセサリー、宝飾・貴金属、高級時計など高額品がよく動いた。
都内の中元商戦は、全国の傾向と同様に、滑り出し好調に推移した前半戦の勢いを持続出来なかったが、6月~7月の期間合計ではほぼ前年並みの結果となった。半袖ワイシャツを中心にクールビズ関連商材は引き続き好調であったが、その反面、スーツやジャケットなどの重衣料は低調であった。夏の季節商材である浴衣(ゆかた)は、都内及び近郊で開催される花火大会など地域行事の相次ぐ中止・延期の影響を受けて、やや苦戦を強いられた。
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