英国・ロンドンで2015-16年秋冬シーズンの新作メンズコレクションを発表する「ロンドンコレクションズ：メン（London Collections：Men / LCM）」が、2015年1月9日から開催される。今回は「バブアー（Barbour）」と「ホワイトマウンテニアリング（White Mountaineering）」の協業ラインや「コーチ（Coach）」が公式参加し、また期間中にはジョン・ガリアーノ（John Galliano）が手がける新生「メゾン マルタン マルジェラ（Maison Martin Margiela）」の初披露も予定されている。

　6回目の開催となるLCMの日程は、1月9日から12日までの4日間。期間中、新進から老舗まで約70ブランドが公式スケジュールでランウェイショーやプレゼンテーションを開催する。

　初日は、スチュアート・ヴィヴァース（Stuart Vevers）が手がけるNYブランド「コーチ」が初参加。「バブアー」はロンドン市内のスイスチャーチを会場に、「バブアー ヘリテージ（Barbour Heritage）」ラインと、「ホワイトマウンテニアリング」の相澤陽介をデザイナーに迎えた「ビーコン ヘリテージ レンジ バイ ホワイト マウンテニアリング（Beacon Heritage Range by White Mountaineering）」ラインの2シーズン目となる新作を発表する。また同日、ザ・ウールマーク・カンパニーが主催するデザインコンテスト「インターナショナル・ウールマーク・プライズ 2014/15（International Wool Prize 2014/15 / IWP）」のメンズウェアファイナル大会が開催される予定で、アジア代表として日本から「シセ（Sise）」 のデザイナー松井征心が参加。各地域から選抜されたファイナリストらがウールを使用したミニコレクションを発表し、勝者1組が決定する。

　最終日の12日には、ロンドン出身のデザイナー、ジョン・ガリアーノがクリエイティブ・ディレクターに就任した「メゾン マルタン マルジェラ」が初披露される予定。「アーティザナル」と呼ばれる同ブランドのオートクチュールコレクションが発表されるとされており、パリのオートクチュールコレクションに先駆けて登場する新生「メゾン マルタン マルジェラ」に注目が集まる。