掲載日
2011/01/10
2011/01/10
12月7~9日広州にて日本ファブリックの展示会開催
掲載日
2011/01/10
2011/01/10
選考委員による技術や品質、海外展開の可能性から厳正な審査の結果選ばれた計10社が参加し、2010年12月7日~9日、広州での展示商談会を行った。 会場はVILI International Hotel(威尼国际酒店) 。
・ 荒井株式会社
・ あらい商事株式会社
・ 齋栄織物株式会社
・ 株式会社ショーワ
・ 株式会社 鈴寅
・ 坪由織物株式会社
・ 敦賀繊維株式会社
・ 株式会社プロフーモ
・ 株式会社麻絲商会
・ 株式会社マルナカ
:50音順
初回にも関わらず、商談・来場者共に非常に好調、日本ファブリックの中国展開が促進された。来場アパレルメーカー数は約70社で、来場者数は約300名。
2010年12月7日に今回が初となるtokyoeye fabric collectionがスタート。オープンと同時に、広州の大手アパレルメーカー社長をはじめとするスタッフ約100名一行が来場するなど盛況な開幕となった。 最終的には、アパレル誘致・商談を担当する利盛の呼びかけにより、広州アパレルを中心に約70社のアパレルが来場した。
商談では初日から数万メートルに及ぶバルクオーダーが入るなど、展示会期間を通して予想を上回る結果となった。好調の要因としては、中国アパレルとの強固な繋がりを持つ利盛の呼びかけにより、社長やチーフデザイナーなどのオーダー権限を持った方の来場が多かったことがあげられる。
また参加各社の商品の中で、トレンドにマッチし、中国市場での展開の可能性が特に高いと思われるファブリックを厳選し点数を絞り込んだことが、より明確で魅力的な提案につながったことも一つの要因と考えられる。
トレンドコーナー
展示会場内に、参加各社の素材をトレンドテーマ毎にまとめたマップを設置。またマップと連動したtokyoeye fabric collectionのオリジナルトレンドのビジュアルプレゼンテーションを上映、中国では新しい試みとして、tokyoeye fabric collectionのコンセプトと日本素材の魅力をアピールした。
今回の展示会では出展各社の会場常駐が義務付けられていたため、バルクオーダーが入った予想外の状況においても瞬時に対応することができた。 商品の価格に関しては高いという意見が多く、高級アパレルといえども中国向けには価格の面での課題があることが分かった。 また数千店舗を展開する巨大アパレルからの万単位のオーダーに困惑する場面もあった。大規模取引を想定し、あらかじめ生産背景を確保しておくことも中国ビジネスにおいては不可欠といえる。
会場での商談を体験した参加社からは、「中国アパレルとの取組のきっかけになり、継続的な取引への発展の手ごたえを感じる」など、今回の参加が中国市場への参入のきっかけになったとの声が多く、tokyoeye fabric collectionの目的である日本ファブリックの中国市場参入のサポートになったと感じている。
不許複製・禁無断転載
© 2024 FashionNetwork.com