「Victorinox（ビクトリノックス）」の創業130周年を記念した展覧会が、渋谷のBunkamuraギャラリーで開催される。スイスと日本の歴史を照らし合わせながら、ブランドの代名詞アーミーナイフなどスイスから取り寄せる約300点のコレクションを紹介する。会期は2月11日から19日まで。

　スイスアーミーナイフのデザインや機能の多様性を辿る「ビクトリノックスの130年 －スイスの機能美」は、日本・スイス国交樹立150周年記念事業の一環で開かれる。年代順にスイスアーミーナイフの変遷を追い、水準器付モデルや医師用に作られた試作品、1930年代の電気技師用といった用途別・機能付きのモデル、宇宙ステーション「ミール」で使用されたモデル、「マンモスの牙」をはじめとする様々な素材でできたモデル、1900年代初頭からのテーブルナイフなど約15のテーマ別に貴重なコレクションを並べる。

　会場構成を手がけるのはパトリック・レイモンドが率いるスイスのデザイン集団Atelier Oi（アトリエ オイ）で、「Victorinox」の工場で使われているホイールのデザインを展示空間に取り入れる。また、会期初日には、明和電機 土佐信道やスペースコンポーザー谷川じゅんじなどが出席する「未来のビクトリノックスとは？｣と題したトークセッションが開かれる予定。


■ビクトリノックスの130年 -スイスの機能美

　会期：2014年2月11日（火・祝）〜19日（水）
　会場：Bunkamuraギャラリー
　住所：東京都渋谷区道玄坂2-24-1
　TEL：03-3477-9174
　時間：10:00〜19:30まで（12日のみ19時まで）

　入場料：無料
　協力：株式会社キュレイターズ、Atelier Oï
　後援：在日スイス大使館
　http://jp.microsites.victorinox.com/jpch130/exhibition/