2019/11/05
2019年度「CFDA/ヴォーグ ファッション基金アワード」はクリストファー・ジョン・ロジャーズ
2019/11/05
2019年度の「CFDA/ヴォーグ ファッション基金アワード(CFDA/Vogue Fashion Fund)」グランプリに、クリストファー・ジョン・ロジャーズ(Christopher John Rogers)が選ばれた。優勝賞金40万ドル(約4400万円)と1年間のメンターシップが授与される。

9月のファッションウィークでも、ロジャーズはオーガンザやラッフルをふんだんに使ったプレイフルなコレクションで注目を集めた。
「今年のファイナリストには、優れたデザインや才能だけでなく、進歩的でインクルーシブな価値観へのコミットメントも見受けられました」とUS版「ヴォーグ(Vogue)」編集長アナ・ウィンター(Anna Wintour)。「ファッションは世の中の価値観と隔絶してはいけません。今年のデザイナーたちはそれを心に刻んでいるようです」。
グランプリの他にも、「ダニエル・フランケル(Dannielle Frankel)」を手掛けるダニエル・ハーシュ(Danielle Hirsch)とリーズ・クーパー(Reese Cooper)の2組が準優勝に輝き、やはりメンターシップと各15万ドル(約1600万円)の賞金を受け取る。
アメリカファッション協議会(Council of Fashion Designers of America)(CFDA)のスティーブン・コルブ(Steven Kolb)会長も、「CFDA/ヴォーグ基金は、クリエイティブな才能だけでなく、目まぐるしく移り変わる現代のファッションシーンに求められる起業家精神を評価していきたい。今年のファイナリストはアメリカのファッションの未来を体現している」とコメントしている。
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