JR博多シティが、開業3周年を機に「アミュプラザ博多」と「博多デイトス」を改装し、3月1日にリニューアルオープンする。対象となるのは全373店舗のうち97店舗で、ヤングレディスや博多駅利用者がメインターゲットのフロア「Amu Est（アミュエスト）」を新設。ライフスタイル提案を強化し、Jr博多シティ全体の魅力と集客力の向上につなげるという。

　「博多デイトス」の旧ファッションゾーンに設ける「アミュエスト」は、地下1階と地上1階の2フロアに50店舗が新規出店・リニューアル。九州初出店となるのは、シンガポール発の雑貨ファストファッションブランド「Charles & Keith（チャールズ＆キース）」やダブルエーの新ブランド「WA ORiental TRaffic（ダブルエー オリエンタルトラフィック）」など17店舗。雑貨を揃える「Urban Research-The Station（アーバンリサーチ ザ ステーション）」やギフトショップ「Birthday Bar（バースデイ・バー）」、アクセサリーが主力の「Garland of Dew（ガーランドオブデュウ）」といった駅ナカ業態も多数導入する。

　4・5・7階フロアを中心にリニューアルする「アミュプラザ」には、リアルクローズを提案する「N.Natural Beauty Basic*（エヌ ナチュラルビューティーベーシック）」やスタイリスト佐々木敬子がディレクションする「The Virgnia（ザ ヴァージニア）」、トリニティアーツの新ブランド「Bayflow（ベイフロー）」など10店舗が九州初出店。またポイント初のセレクトショップ型ブランド「Squoval（スクオーバル）」が1号店を開く。

　今回のリニューアル面積は全営業面積の約15%にあたる約7,000平方メートルで、「アミュエスト」については約79%にあたる約3,700平方メートル分の大規模改装となる。リニューアル投資額は約15億。