日本ファッション･ウィーク（JFW）推進機構が24日、国内最大のファッションイベント「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO（メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京）」の参加ブランドを発表した。開催は2012年3月。「Christian Dada（クリスチャン ダダ）」「Yuima Nakazato（ユイマ ナカザト）」など初参加ブランドを含め全44ブランドが参加し、2012-13年秋冬シーズンの新作を発表する。

　「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO」は、「メルセデス・ベンツ」のスポンサー契約に伴って「東京発 日本ファッション・ウィーク（JFW in Tokyo）」から名称を変更し、2011年10月に初開催。2回目となる2012-13年秋冬シーズンのファッションウィークは、2012年3月18日〜24日の期間中、東京・六本木の「東京ミッドタウン」を主会場にファッションショーや展示会の他、各種関連イベントの開催が予定されている。今回より「メルセデス・ベンツ プレゼンツ」プログラムを導入し、高品質な素材、ユニークなスタイル、そして革新的なデザインに取り組むデザイナーを選び、メルセデス・ベンツによる活動支援を実施する。

　参加ブランドは、「fur fur（ファーファー） 」「G.V.G.V.（ジーヴィー ジーヴィー）」「Né-net（ネ・ネット）」「Phenomenon（フェノメノン）」「Theatre Products（シアタープロダクツ）」など常連ブランドに加え、「Facetasm（ファセッタズム）」や「Whiz Limited（ウィズ リミテッド）」が、先シーズンの最終日に開催された一般参加型 ファッションイベント「Versus Tokyo（ヴァーサス トーキョー）」に続いて2シーズン目、「beautiful people（ビューティフル ピープル）」や「Dresscamp（ドレスキャンプ）」、「support surface（サポートサーフェス）」は数シーズンぶりの参加となる。初参加は、「alice auaa（アリス アウアア）」「Christian Dada（クリスチャン ダダ）」「Yuima Nakazato（ユイマ ナカザト）」など7ブランド。

　「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2012-13 A/W」のキーヴィジュアルは、「FUTURE / CLASSIC」のコンセプトのもと、成熟期に入った日本のファッションシーンの伝統的側面を、静的でエレガントに表現。タイムレスな価値を歴史的背景に基づいて表現することで、世界のファッション産業先進国の一つとしての存在感を強く誇示した。モデルはDaisukeとMaaya、クリエイティブディレクターは、先シーズンに引き続きムラカミカイエ（SIMONE INC.代表）。制作チームとしてアートディレクターの米津智之とティファニー・ゴドイのクリエイティブユニット「Erotyka」らが担当した。