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掲載日
2018/03/08
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4大ファッションウィーク総括、18年秋冬トレンド

掲載日
2018/03/08

  何よりもフェミニティ、女性の力というものがフォーカスされた今シーズン。ハリウッドのセクハラ問題に端を発する議論に対し、デザイナーは各々が独自の視点を披露してみせた。総じて、強さと優しさをあわせ持ち、自己表現する女性が18年秋冬シーズンで描かれていたと言えるだろう。多くのブランドがフェミニンな側面を強調しながらも、引き続きマスキュリンな要素はウィメンズのワードローブに見え隠れしている。ボリュームはより大きく、レイヤードやマキシレングスで、"守る"と同時に"主張する"服が提案された。カラーはヴィヴィッドで輝きのあるものが多く、エキセントリックなディテールで新鮮さをプラスする。
 

1)マキシ丈

Bottega Veneta, AW 2018-19 - © PixelFormula


 マイクロミニドレスやミニスカートも引き続き人気ではあるが、マキシレングスが圧倒的に目立った。特に「シャネル(Chanel)」や「ジャンバティスタ・ヴァリ(Giambattista Valli)」」で顕著だったように、コートは足元まで伸びるロング丈で、ローブのように地面に尾を引く。袖も長く、柔らかいボリューム感がある。フルイドでふわりと浮くドレスも、サテン地などで仕立てたそれはふくらはぎに掛かるまでの長さがあるものが多く、ボヘミアンやラウンジウェア的な要素を感じさせた。
 

2)ブランケット

Alexander McQueen, AW 2018-19 - © PixelFormula


 ここ数シーズンほどで浸透してきた"ブランケット"がマストハブに。「ロクサンダ(Roksanda)」、「ジュンコシマダ(Junko Shimada)」、「ルメール (Lemaire)」のようにストール状に肩に掛けたり、「イザベル・マラン(Isabel Marant.)」ではポンチョに仕上がっていた。また、ドレスとしては、「ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)」ではウェストベルトのモデルが登場したほか、「ビューティフルピープル(Beautiful People)」はストラップをあしらった。「エルメス(Hermès)」、「グッチ(Gucci)」ではウェストで結んで、バッグのようにストラップで留めてスカートに。「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」では、丈を伸ばしてコートに仕立てていた。


3)ヘア、ファー、ボア、フェザー

Prada, AW 2018-19 - © PixelFormula


 "身を守る"ウェアの流れからも、コクーニングの精神を感じさせるボリューミィなシルエットが多数見られた。また、本物の毛皮からフェイクへ移行する動きもある。ゴートヘアーやモヘアのような質感の毛足の長い素材を用いたアイテムでは、「イッセイミヤケ(Issey Miyake)」のコートとパンツ、「バレンシアガ(Balenciaga)」のネオンカラーセーターや、「プラダ(Prada)」のフリンジドレスなどが目を引いた。さらに、シアリングのブルゾンやジレも様々なランウェイに登場したほか、軽いオーストリッチフェザーもポケット、襟ぐり、袖を彩っていた。(「エンジェル・チェン(Angel Chen)」、「キャロリーナ・ヘレラ(Carolina Herrera)」、「ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)」、「ジョーデン(Jourden)」、など)。
 

4)レイヤード、多層構造

Balenciaga, AW 2018-19 - © PixelFormula


 レイヤードや、二重、三重の仕立てのアイテムが来冬に欠かせない存在になりそうだ。「ビューティフルピープル」は三重のトレンチコートを、「バレンシアガ」はウィンドブレーカーやパーカを重ねたアウターを提案した。また、「イッセイミヤケ」、「ヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)」、「ロシャス (Rochas)」、「ガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)」の、コートを2枚レイヤードしたスタイリングも印象的だった。「サカイ(Sacai)」では、ジャケットがブルゾンに繋がっていたり、コートのキルティングライナーがはみ出して表地のように機能するアイディアが見られた。「コム デ ギャルソン(Comme des Garçons)」はそれを突き詰めて、幾重にも重ねたルックを披露している。
 

5)ハイブリッド、"2 in 1"

Off-White, AW 2018-19 - © PixelFormula

 
 異素材ミックスもスタンダードになってきたが、今シーズンは部分的な組み合わせでは物足りなくなってきたようだ。パッチワークというより、異なる二つのものがドッキングした"2 in 1"形式のハイブリッドが目立った。全く異なった二種類の素材を掛け合わせたものには、上身頃に格子柄、下にフラワープリントを持ってきた「バレンシアガ」のコートや、毛足の長いウールとチェックのツイードをやはり上下で組み合わせた「アンダーカバー(Undercover)」などがある。さらに、左右で違ったアイテムを使ったブランドも多く、「ジュルネ(Jour/né)」、「サカイ」、「ウマ・ウォン(Uma Wang)」、「オフ-ホワイト( Off-White)」、「トム・ブラウン(Thom Browne)」、「アナキキ(Annakiki)」などで見られた。
 

6)ビタミンカラー

Lucio Vanotti, AW 2018-19 - © PixelFormula


 コクリコレッド、フューシャピンク、シアン、アップルグリーン、マペットモーヴ、ゴールドイエローといった、エネルギッシュでポップな色使いが印象に残る。ドレスからアンサンブルまで、はっきりと濃いカラーを単色で使用したルックも多く、楽観的な未来の予感を感じさせるビタミン的な役割だ。また、キャンディピンクなど、子供時代の甘酸っぱいトーンへの回帰も見てとれる。
 

7)ビッグニット

Poiret, AW 2018-19 - © PixelFormula


  セーターだけでなく、ドレス、パンツ、レッグウォーマー、タイツ、コート、ジレと、様々な形で登場したニットだが、目の粗いオーバーサイズのアイテムが多くを占めていた。ねじったりレイヤードすることによって、やはりボリュームは増す傾向にある。素材は柔らかいモヘアが目立った。
 

8)ブレザードレス

Haider Ackermann, AW 2018-19 - © PixelFormula


 コートドレスと共に、ブレザードレスがトレンドに浮上している。メンズライクなジャケットがシンプルでエレガント、センシュアルなアイテムに早変わりしたドレスは、素肌にさらりと一枚纏う着こなしで登場。「ハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)」はスモーキングジャケットの丈を伸ばし、カラータイツとスタイリング。「イザベル・マラン(Isabel Marant)」はベルトでウェストマークしてみせた。大胆に肌を見せた「ジャクムス(Jacquemus)」や、ノースリーブに仕立てた「アレキサンダー・ワン(Alexander Wang)」は、非常にセクシーな提案となった。
 

9)キルティング

Lutz Huelle, AW 2018-19 - © PixelFormula


 裏地に使われることの多いキルティングが主役の座に。馬の鞍を思わせるものから乗馬ジャケットまで、様々な形で使われていた。「バルマン(Balmain)」ではシルバーのパンツになったほか、「ルッツ・フュエル(Lutz Huelle)」ではゴールドバージョンで登場している。他にも、「ニナ・リッチ(Nina Ricci)」のブルーのロングコートや、バロックプリントを施した「エミリオ・プッチ(Emilio Pucci)」、そして「デレク・ラム(Derek Lam)」ではスカート、「アルビノ・テオドーロ(Albino Teodoro)」ではシャツ、「ピーター・ピロット(Peter Pilotto)」ではジャケットにそれぞれ仕上がっていた。「マリーン・セル(Marine Serre)」、「アールト(Aalto)」、 「カルヴェン(Carven)」では、アクセントとしてキルティング素材を使用している。
 

10)顔を覆うアクセサリー

Calvin Klein, AW 2018-19 - © PixelFormula


 体を守るという観点から宗教的なコンセプトまで、顔を覆ったり、隠したり、あるいは全体にメイクを施すといったルックが非常に多く目についた。ニューヨークではラフ・シモンズの「カルバン・クライン(Calvin Klein)」が、そしてミラノでは「グッチ」、パリでは「マリーン・セル」、「ディオール」、「ランバン(Lanvin)」、「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」、「シャネル」、「バレンシアガ」と様々なメゾンが取り入れており、「リチャード・クイン(Richard Quinn)」や「アーデム(Erdem)」では、スカーフやヴェールで顔を覆うスタイルも。他にも、「リック・オウエンス(Rick Owens)」、「グッチ」、「モスキーノ(Moschino)」は顔に直接メイクで書き込み、「ジャンバティスタ・ヴァリ」はスパンコールを貼り付けた。

 

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