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2013/12/03
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DFSギャラリアが伊ベネチアの歴史的建造物を購入か 欧州での免税店増設を検討

掲載日
2013/12/03

 LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)グループ傘下の免税店チェーン DFSギャラリアが、欧州屈指の観光地であるイタリア・ベネチアに店舗開設を検討している模様だ。伊メディアによると、DFSは、ベネトン家の持株会社Edizione Holding S.p.A.(エディツィオーネ・ホールディング)傘下の不動産会社Edizioni Propertyが所有する16世紀の歴史的建造物の購入に向けて交渉を進めているという。DFS側からはコメントは発表されていない。


旧ドイツ商館 Fontego dei Tedeschi (Photo:Wikimedia Commons)



 売買契約の対象となっているのは、リアルト橋の近くに位置する旧ドイツ商館「Fontego dei Tedeschi」。ベネトングループは2008年、広さ6000平方メートルに及ぶこの歴史建造物を3500万ユーロで購入。それ以前はイタリア郵便局が所有・入居していた。同グループはその後、ベネトンブランドの大型店舗を開設するための修復・改築計画を発表していたが、イタリアを中心とする欧州経済危機の影響により小規模店舗や海外投資に注力する戦略へと変更し、この計画は頓挫していた。「Fontego dei Tedeschi」の購入にはミラノの百貨店La Rinascente(ラ リナシャンテ)や仏百貨店Galeries Lafayette(ギャラリー・ラファイエット)も名乗りを上げていたが、現地メディアによると、最高額を提示したDFSとの間で既に事前合意に達しているという。

 DFSグループはアジア太平洋地域や北米地域を中心に免税店を展開してきたが、今後は中国人旅行客をターゲットに欧州での店舗オープンを検討している。フランスでは、パリのリヴォリ通りに位置するSamaritaine(サマリテーヌ)百貨店跡地にDFSの免税店を開設する予定だ。

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