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fashionsnap
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掲載日
2015/06/16
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GAPが北米全店1/4に当たる175店を順次閉鎖へ 大幅な人員削減も
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2015/06/16
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米GAP社が、北米で展開している「GAP」ブランド全体の675店舗のうち、約1/4の175店を数年内に閉鎖することを発表した。この内140店舗については今年中に閉鎖される計画で、来年の1月までにサンフランシスコ本社の従業員250名の人員削減を行うことも明らかになった。一部、欧州の店舗の閉鎖も検討されるという。

今年2月にCEOに就任したアート・ペック(Art Peck)は、今回の発表について「ブランドを成長に導くことは、私の就任以来、最優先事項です。我々はブランドの経営をいち早く軌道に乗せていく自信があります。本来ならば店舗閉鎖は望ましくないのですが、最終的には正しい判断だと思っています」とコメントしている。大幅な人員削減と店舗閉鎖により、2016年初めまでに2,400万ドル(約30億円)の経費削減を見込むという。
NYタイムズ誌によると「Gap」と「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」は、「H&M」や「ザラ(ZARA)」を始めとするブランドの台頭で近年売上が落ち込んでいたといい、同誌の取材に対し専門家は「Gapは店舗を拡大しすぎた。業績不振のモールへの出店が経営を苦しめた」と指摘している。
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