掲載日
2020/06/16
2020/06/16
H&Mグループ、3-5月は50%の減収
掲載日
2020/06/16
2020/06/16
H&Mグループが発表した第2四半期(3-5月)業績は、コロナ禍により50%の減収となったものの、一部のアナリスト予想を上回る結果だった。

第2四半期の売上高は286億6400万スウェーデンクローナ(約3283億5500万円)。オンラインでの売上は36%伸び、全体の減収を一部補った。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、多数の国で店舗の一時休業を余儀なくされ、4月中旬にはグループが展開する店舗のうち約80%が閉鎖されていた。
4月末からは徐々に営業を再開できる国が増えており、「回復の速度は市場によって大きく異なる」という。
世界でグループが展開する計5058店舗のうち、現在も休業しているのはわずか18%にあたる900店舗にとどまっているほか、オンライン事業に関しては、展開する51カ国中48カ国で営業している。

6月に入ってから13日までの売上高は、前年同期比で30%減とやはり低迷しているものの、主要な市場の一つである英国ではようやく今週から店舗の営業が再開されるという事実も鑑みると、回復の兆しが見えてきているとも考えられる。
(2020年6月16日現在、1スウェーデンクローナ=11円で換算)
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