H&M×パリ装飾芸術美術館　歴史的アーカイブからインスピレーションを得た16年コンシャス・エクスクルーシブコレクション

　「H&M」がパリの装飾芸術美術館とコラボレーションし、歴史的アーカイブにインスパイアされた16年コンシャス・エクスクルーシブコレクションを発表する。同美術館で開催される「Fashion forward - Three centuries of fashion」展のオープニングに合わせ、4月7日より発売開始。

　コレクション制作にあたっては、美術館所蔵の歴史的なコスチュームを参考にしたほか、ギュスターヴ・モロー（Gustave Moreau）のような画家の作品にも着想を得た。
 
　「歴史」を中心に据えながらも、勿論エココンシャスな部分も忘れてはいない。「サステナブル（持続可能）なファッションを更に追求して、リサイクルガラスのビーズなど、新しい素材を使用した」とクリエイティブアドバイザーのアン・ソフィー・ヨハンソン（Ann-Sofie Johansson）。

　
ジュリア・レストワン・ロワトフェルドがミューズに
　
　16年コンシャス・エクスクルーシブコレクションのミューズには、カリーヌ・ロワトフェルド（Carine Roitfeld）の娘で、アーティスティックディレクターやモデルを務めるジュリア・レストワン・ロワトフェルド（Julia Restoin Roitfeld）を起用した。
 
　「芸術とファッションの歴史にインスパイアされたコレクションというアイディアは、本当に素晴らしいと思う。それに、新しいサステナブルな素材を作っているという点も、ファッションの未来を体現しているようだ」とジュリア・レストワン・ロワトフェルドはコメントしている。