掲載日
2013/05/22
2013/05/22
H&M、アフリカや中南米での生産を検討
掲載日
2013/05/22
2013/05/22

H&M(ヘネス・アンド・マウリッツ・グループ)のKarl-Johan Persson(カール・ヨハン・パーソン)CEOは英『Financial Times(フィナンシャル・タイムズ)』紙とのインタビューで、生産地の多様化を模索しており、特にラテンアメリカ地域やアフリカでの生産を検討していると述べた。
同グループは現在、メキシコとブラジルで生産候補地を探しているという。H&Mはベネズエラにコンセプトストア1号店をオープンして以来、中南米地域での販売網拡大に取り組んでいる。アフリカに関しては、パーソンCEOは特に北アフリカ諸国を視野に入れていると語ったが、具体的な国名は明らかにしなかった。
同CEOは候補地について、「品質や納期、生産量、価格、持続性、立地などを考慮して検討している」とし、「ラテンアメリカは急成長を遂げている地域であり、中南米での生産には利益がある。こうした機会を生かしていきたい」と話した。
H&Mは現在、2853店舗以上を展開し、2012年の売上高は前年比9.4%増の160億ユーロ(約2兆1280億円)だった。同グループの商品は20%が欧州、80%がアジアで生産されている。
(2013年5月22日現在、1ユーロ=133円で換算)
不許複製・禁無断転載
© 2023 FashionNetwork.com