掲載日
2016/04/06
2016/04/06
H&M、12-2月期は30%の減益
掲載日
2016/04/06
2016/04/06
H&Mグループの第1四半期(2015年12月~2016年2月)の決算は、30%の減益となった。売上高は伸びたものの、ドル高と冬物商品の在庫が影響したという。
ドル高の影響のほか、温暖な気温が影響して立ち上がりの悪かった冬物在庫を処理するため、大幅な値下げを行ったことが要因だ。
一方で売上高は伸びており、437億スウェーデンクローナ(約5900億円)、スウェーデンクローナで8.5%増、現地通貨で9%増となった。
H&Mグループは15-16年だけでも425店舗の新規開店を予定している。既に出店しているインドや南アフリカ、ハンガリー、スイスだけでなく、新たにニュージ―ランド、キプロス、プエルトリコにも進出する。
また、オンラインストアも今年中には34ヵ国にまで展開を広げる計画で、日本、韓国、カナダ、ギリシャ、アイルランド、ルクセンブルグ、クロアチア、スロベニア、エストニア、ラトビア、リトアニアに開設するという。
H&Mグループの15年売上高は、約227億ユーロ(約2兆8500億円)で19%増を記録した。
(2016年4月6日現在、1スウェーデンクローナ=13円、1ユーロ=125円で換算)
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