H&M、9ヶ月で12%の増収

  「H&M」の2014年12月-2015年8月期の決算は、売上高140億5000万ユーロ(約1兆8900億円)を記録した。クローナで22%増、現地通貨で12%増で、同期の純利益も同様の伸びとなった。

Modern Essentials selected by David Beckham - H&M

 利益は16億ユーロ(約2149億5200万円)で、12%の増加となる。「この9ヶ月で利益は順調に伸びている。ドル高の影響で原料コストが上がり、それが第3四半期に響いたものの、結果的にパフォーマンスは低下しなかった」とCEOのカール・ヨハン・パーション(Karl-Johan Persson)。
 
 同グループの素材の供給元は主にアジアで、その大半がドルでの支払いとなっているのがコスト高騰の原因だ。8月末締め第3四半期の純利益は5億6400万ユーロ(約757億7000万円)、売上高は56億ユーロ(約7523億3300万円)で、前年同期比17%増という結果に。
 
 増収の主な要因はやはり、ブランドそれぞれの販売経路を拡大したことだ。「H&M」をはじめ、「COS」「 &Other Stories」「ウィークデイ(Weekday)」、「モンキ(Monki)」、「チープマンデー(Cheap Monday)」といったブランドを総合した店舗数は、8月末時点で3675店舗と、昨年の3341店舗と比べても大きく増えている。
 
 また、オンライン事業の拡大も予定されており、2016年には日本を含め9ヶ国で新たにネットショップを開設する。また、実店舗でも、この3ヶ月で新規に240店を展開、「1日に3店舗近い」リズムで展開している。
 
 今秋にはインドと南アフリカに初出店を果たす。「我々の従来のやり方を実践した。それぞれのマーケットに合った商品展開を考え、現地での観察を通じて、ファッション性・品質・価格・サステナビリティといった要素から、最良の組み合わせを提供する」。
 
 ちなみに、同社の前年通期の業績は、売上高が14%増の190億ユーロ(約2兆5500億円)、利益が17%増の21億5000万ユーロ(約2888億4200万円)だった。
 
(2015年9月24日現在、1ユーロ=134円)
 

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