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J.フロント/3~8月、百貨店減益もパルコ・不動産事業は増益

掲載日
today 2019/10/08
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 J.フロントリテイリングが10月8日に発表した2020年2月期第2四半期決算によると、売上収益2256億6400万円(前年同期比0.7%減)、営業利益251億7500万円(4.0%増)、税引前利益239億6000万円(4.4%減)、親会社に帰属する当期利益143億6700万円(9.7%減)となった。

Ginza Six


 百貨店事業の売上収益は2.0%減の1319億9700万円、営業利益は10.8%減の105億8000万円となった。
 
 店舗戦略の基軸となる集客力強化の取り組みとして、松坂屋名古屋店・南館2階フロアを7年ぶりに改装し、「美・食・雑貨」を融合した新編集売場「Kikiyococho」を3月にオープンした。日本初出店・東海地区初出店を含む25ショップで構成し、百貨店の高級感と横丁の賑わい感が共存する、女性の「ためせる・みつかる・くつろげる」をかなえる空間とした。

 顧客基盤拡大の取り組みでは、「新しい顧客体験の提供」と「営業施策の高度化」の視点に基づく、お客との更なる関係性強化のため、5月末に「大丸・松坂屋アプリ」を全国13店へ拡大展開した。
 
 拡大する富裕層マーケットに対しては、新規口座開拓を継続して取り組むとともに、新たな外商ビジネスモデルを展開するため、ICTを活用した業務支援システムの整備と新しい組織体制の構築に取り組んだ。
 
 増加を続ける訪日外国人への対応として、化粧品売場の拡大やSNSを活用した情報発信、モバイル決済顧客向けキャンペーンによる集客力強化に取り組んだ結果、免税売上高は化粧品を中心に堅調に推移した。
 
 パルコ事業の売上収益は1.1%減の436億9400万円、営業利益は2.8%増の58億6500万円となった。
 
 ショッピングセンター事業では、3月に新たにリノベーション型の開発物件として墨田区錦糸町駅前に錦糸町パルコを、6月にサンエーとの共同事業によるサンエー浦添西海岸Parco Cityを開業し、新たな業態開発手法に基づく不動産開発を推進した。
 
 パルコ店舗では、デジタル環境の進化や消費志向の変化を捉え、顧客起点でのビジネスモデル変革を進める体制を整え、新たなテナント開発や顧客接点拡大・満足度向上に向けたコミュニケーション強化に取り組んだ。
 
 不動産事業の売上収益は5.2%増の88億2000万円、営業利益は、固定資産売却益を計上したこともあり、100.5%増の57億2900万円となった。
 
 エリアの魅力を最大化し、地域とともに成長する「アーバンドミナント戦略」の一環として、2017年度に開業したGinza Sixと上野フロンティアタワーが順調に推移し、四半期を通じて業績向上に貢献し
た。
 
 4月にはアーバンドミナント戦略の重点地区である京都において、ビューティー&ヘルスをコンセプトとする商業施設「BINO(Beauty Inside and Out)東洞院」を開業するなど周辺開発に取り組んだ。百貨店事業から神戸店・京都店・上野店の周辺店舗の移管を受けた。
 
 通期は、売上収益4920億円(7.0%増)、営業利益470億円(14.9%増)、税引前利益437億円(3.7%増)、親会社に帰属する当期利益258億円(5.7%減)を見込んでいる。



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