J.C.ペニーは売り上げ増加を目指してよりニッチなブランドの開発にフォーカスするため新たなビジネス・ユニットを作った。

JCPenney.com

ハースト・マガジンとのパートナー契約によって実行される「グロース・ブランド」と名づけられたプログラムは来年夏に開始される。

「クラッド(Clad)」という名のメンズ専門ネットショッピングサイトはよりトレンド志向の強い25歳から54歳の男性をターゲットにしており、｢ギフィティング・グレース(Gifting Grace)｣は30歳から54歳の女性をターゲットにギフト商品にフューチャーしている。

両サイトはJ.C.ペニーの名前は待たないが同企業のプロダクト・ソーシング、ネット技術とロジスティックスのノウハウを高めてくれるだろうと期待している。

J.C.ペニーはコールズやメイシーズとの競合を強いられ、投資家相手にはその発展の可能性を常に見せつけなければならない。

ヘッジファンドマネージャーウィリアム・アックマンはPershing Square Capital ManagementとVornado Realty LPは共同でJ.C.ペニーのリテールを強化し、敵対的買収を防止するポイズンピルを実行するため、同社の株式26％をこの10月に購入した。

今年はじめエグゼクティブ・チーフのマイロン・ウルマンはウォールストリート誌にJ.C.ペニーは2009年の売り上げ180億ドルを2014年までには230億ドルに引き上げることを目標としていると話した。

コールズとメイシーズ両社は先週はじめ欧米ではホリデーシーズンとなる第4四半期に大きな売り上げの増加が期待できるとした。

J.C.ペニーの株は0.8％、26セント上昇し、32.93米ドルとなった。