fashionsnap
2018/07/20
Kudosデザイナー工藤司による新ウィメンズブランド「Soduk」始動
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2018/07/20
「クードス(Kudos)」のデザイナー工藤司が手掛ける新ウィメンズブランド「スドーク(Soduk)」が、2018年秋冬シーズンにデビューする。

1987年生まれの工藤司は早稲田大学を卒業後、アントワープ王立芸術学院に進学し中退。「ジャックムス(Jacquemus)」や「J.W. アンダーソン(J.W. Anderson)」「ワイ・プロジェクト(Y/Project)」といったブランドでデザインアシスタントやパターンアシスタントとして経験を積み、2017年にクードスを立ち上げた。ウィメンズブランドを立ち上げた経緯について工藤は、「クードスではユニセックスなスタイルのアイテムも展開しているため、Tシャツなどは女性に着用していただくことも多かった。一部アイテムはサイズがメンズ向けの展開のみだったため、『ウィメンズサイズがあったら良いな』というウィメンズのバイヤーからの声もあり今回スドークを立ち上げた」と説明。
「スドーク」は、「クードス」の"鏡"のようなブランドとして展開。ブランド名の「Soduk」は「Kudos」の文字を逆に並べたもので、「Mirror Mirror」と題されたスドークのデビューコレクションでは、これまでクードスのメンズウェアで見られたデザインやディテールをウィメンズに落とし込んだアイテムを展開する。3wayで着られるニットセーター(2万5,000円)や切り替えをずらしたシャツ(3万5,000円)、アシンメトリーのテーラードジャケット(7万円)とスカート(4万円)、コーデュロイ素材のセットアップ(7万円・5万円)、前後逆で着られるフェイクレザーのジャケット(7万円)など約30型をラインナップ。一つのアイテムで様々な着方が楽しめる「Multiple Ways」というクードスの特徴は、スドークにも反映された。
2018年秋冬コレクションは、伊勢丹新宿店や阪急うめだ本店、デルタ(Delta)、コンテナストア(Contenastore)などセレクトショップや百貨店で9月から順次取り扱う。同時にスドークのECサイトも立ち上げる予定だ。
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