掲載日
2016/02/10
2016/02/10
Kyoto Leatherが「プルミエール・ヴィジョン・レザー」に日本企業として初出展 日本製皮革のブランド化図る
掲載日
2016/02/10
2016/02/10
京都の伝統工芸技術を活かした天然皮革素材を展開する「Kyoto Leather(京都レザー)」が、2月16日~18日にパリで開かれる素材見本市「プルミエール・ヴィジョン(Premiere Vision)」の皮革・毛皮スペース、「PVレザー」に日本企業として初めて出展する。
「Kyoto Leather(京都レザー)」は、国内最大の皮革産地である姫路のタンナーと、京都の伝統産業の若手職人たちが連携して立ち上げたプロジェクト。友禅・西陣織のエッセンスを現代的に昇華したという純日本製の皮革は、鞣しから染色、蒸しに至るまで独自の生産にこだわっている。
2015年にスタートしたこのプロジェクトは、経産省の「平成26年度ふるさと名物応援事業補助金」にも採択されており、日本のものづくり産業全体を底上げすべく進められてきた。これまであまり注目されることのなかった和牛を用いたレザーは、既にフランスの大手メゾンなどの受注を受けているという。
「プルミエール・ヴィジョン」では、京友禅染色による日本製の天然皮革素材を出品し、会期中は別ブースでの説明会も開催する。皮革産業の本場と言われるヨーロッパで「ネイティブ・トゥ・ジャパン(純日本産素材)」の価値をアピールし、日本製皮革をブランドとして確立していきたい考えだ。
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