LVMHグループ、CEOの長女デルフィーヌ・アルノーが執行役員入り

 LVMHグループの執行役員会に、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)CEOの長女であるデルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)が新たに加わる。1月15日の社内文書で通達された。現在役員会は男性10名と女性1名で構成されており、女性は同氏で2人目となる。

Delphine Arnault - LVMH

 「デルフィーヌを執行役員会に迎えることができて嬉しく思っている。女性で、年齢の若い役員が増えることになる。彼女の"プロダクト"に対する感性は皆の知るところであり、特に『ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)』のメゾンで大きな成功を収めている。デザイナーやクリエイター、特に若い世代に対する理解も深く、グループに貢献してくれるだろう」とベルナール・アルノーCEO。
 
 1975年生まれのデルフィーヌ・アルノー氏は、英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスと仏EDHEC経営大学院で学び、コンサルティング大手のマッキンゼーで経験を積んだ。「ジョン・ガリアーノ(John Galliano)」ブランドに関わった後は、クリスチャン・ディオール・クチュール(Christian Dior Couture)社の執行役員会に加わった。2013年にルイ・ヴィトン社に移り、プロダクトを監督している。さらに同年立ち上げた「LVMHプライズ(LVMH Prize)」は大きな成功を収め、今日では若手デザイナーの登竜門となっている。
 
 LVMHグループは昨年10月、2018年度第3四半期の決算で売上高10%増の113億8000万ユーロ(約 円)を計上。昨年末には高級ホテルグループのベルモンド(Belmon)を買収したほか、LVMHラグジュアリー・ベンチャーズを通して「ガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)」への出資を決定したばかりだ。

 

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