LVMH、老舗メゾン「ジャン・パトゥ」再始動にギヨーム・アンリを抜擢

 LVMHグループがフランスの老舗メゾン「ジャン・パトゥ(Jean Patou)」の買収を正式に発表し、同時にギヨーム・アンリ(Guillaume Henry)をアーティスティックディレクターに起用したとも明かした。

Guillaume Henry at Nina Ricci - Pixel Formula

 「カルヴェン(Carven)」を再興させたことで知られるギヨーム・アンリは、その後スペインのプーチ(Puig)傘下「ニナ・リッチ(Nina Ricci)」でデザインを手掛け、今年3月に退任している。
 
 「ジャン・パトゥ」は1912年に設立されたメゾンで、クチュールとフレグランスを展開していた。2011年にブランドを買収したデザイナーパルファン(Designer Parfums)社だが、2017年にはLVMHと戦略的パートナーシップを結んでいる。デザイナーパルファンのDilesh Mehta CEOは、「『ジャン・パトゥ』にとってファッションカテゴリの発展は非常に重要で、LVMHグループ以上に適した提携先はない」とコメント。
 
 1987年に「ジャン・パトゥ」のファッション事業は終了したが、今後は「セリーヌ(Celine)」、「フェンディ(Fendi)」、「ジバンシィ(Givenchy)」、「ケンゾー(Kenzo)」、「ロエベ(Loewe)」といったブランドに並んでLVMHファッショングループ(LVMH Fashion Group)の傘下に入る。同社はLVMHグループの子会社で、シドニー・トレダノ(Sidney Toledano)がトップを務めている。
 
 「ジャン・パトゥ」のフレグランス事業は現在まで継続して展開されており、特に1930年に発売した「Joy」が有名だ。LVMH傘下のクリスチャン・ディオール(Christian Dior)から同名の新作香水が発表されたばかりだが、これはただの偶然か、それともグループの"新顔"への言及だったのだろうか?

 

不許複製・禁無断転載
© 2018 FashionNetwork.com

ファッション - ウェアラグジュアリー - ウェアフレグランス人事ビジネス
新規登録