AFP
2018/10/10
LVMH、7~9月は10%の増収
AFP
2018/10/10
LVMHグループが発表した2018年第3四半期の決算は、売上高が10%増の113億8000万ユーロ(約1兆4800億円)だった。米中間の貿易戦争による中国消費の落ち込みがラグジュアリー業界全体で懸念されるなか、不安を払しょくする形になったようだ。
グループは、アナリスト向けの電話会議で「第1四半期の好調傾向が継続し、全事業が増収に貢献した」と補足している。
一方で、オーガニックグロースは10%と前四半期に比べるとやや減速する結果になった。第2四半期は13%、第1四半期は11%を記録している。
第3四半期累計(1-9月)売上高は331億ユーロ(約4兆3100億円)で、オーガニックグロースは11%。
数日前、LVMHはCAC40で首位の座から転落している。やはり米中間の貿易関係が緊張する中で、中国における消費の落ち込みが懸念されたことが原因だ。
グループの中核事業であるファッション&レザーグッズ部門は、第3四半期単体で売上高14%増の44億5000万ユーロ(約5788億9800万円)を計上した。
また、免税店DFSや化粧品チェーンSephoraなどを含むセレクティブ:リテーリング部門の売上高は5%増の32億1900万ユーロ(約4187億5800万円)だった。
ワイン&スピリッツは7%増の13億ユーロ(約1691億1600万円)、フレグランス&コスメティクスは10%増の15億3000万ユーロ(約1990億3700万円)となった。
(2018年10月10日現在、1ユーロ=130円で換算)
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