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AFP
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掲載日
2020/09/10
2020/09/10
LVMH、ティファニーを 「不誠実」として反訴へ
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AFP
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2020/09/10
2020/09/10
LVMHグループは、白紙になった買収に関して訴訟を起こしたティファニー(Tiffany)に対し、同社が「不誠実」であったとして反訴する方針を明らかにした。
「LVMHは、ティファニーによる提訴に驚いている」とグループ側。
「この訴えは完全に事実無根のものと認識している。明らかにティファニー側が長期にわたって準備してきたもので、株主に誤解を与える伝え方をされており、名誉棄損にあたる。長期の準備が意味するのは、ティファニー社がLVMHとの関係において不誠実であったということだ」と声明では述べられている。
ティファニーは、買収に必要な当局への届け出を期限内に行わなかったなどとしてLVMHを提訴していたが、これに対しグループは「徹底的に抗弁する」との立場を表明した。
また、ティファニーの現在の経済状況や危機管理を査定する機会もあったとしており、「2020年上半期の業績および通期予想は残念なもので、同時期のLVMH傘下の他ブランドと比べても非常に低い水準だった」という。
そこで、ティファニーの経営陣と取締役会の危機管理能力を精査しようとした結果、「ティファニー獲得に至る必要条件が満たされていないと判断した」との説明もなされている。
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