×
By
Reuters
掲載日
2020/06/03
シェアする
ダウンロード
記事をダウンロードする
印刷
印刷
テキストサイズ
aA+ aA-

LVMH、ティファニー買収条件の再交渉を検討か

By
Reuters
掲載日
2020/06/03

 LVMHのベルナール・アルノー(Bernard Arnault)CEOは、グループがティファニー(Tiffany & Co)を162億ドル(約1兆7600億円)で取得する取引について、新型コロナウイルスによる小売市場への影響を鑑みた再交渉を検討しているという。関係者筋が明かした。

Instagram: @tiffanyandco


 昨年11月にLVMHはティファニー取得に合意したものの、当局の認可は保留となっていた。アルノーCEOは当時、LVMHのもとでティファニーが「今後何世紀も繁栄していくだろう」とコメントしている。
 
 関係者筋の話によると、CEOは一度合意した一株あたり135ドルという買収価格の引き下げを望んでおり、ティファニー社と再交渉する道を探っているとのことだ。

 現在のところ、買収価格引き下げのための戦略を立てたり、ティファニー社に再交渉を持ちかけたりといった段階には至っていないという。また、実際に同社が実行に移すのか否か、どういった話し合いになるのかといった詳細は不明。
 
 関係者筋は匿名での情報提供を望んでいる。
 
 LVMHもティファニー側も、現在のところ取材には応じていない。
 
 アルノーCEOは買収価格見直しを望みながらも、今回の取引の戦略的価値には前向きな姿勢を示しているとも同人物は話す。ティファニー獲得により、米国市場でのシェア拡大やジュエリーカテゴリの拡充が叶う。
 
 LVMHが再交渉を持ちかけてティファニーが拒否した場合、話し合いはデラウェア州の裁判所に持ち込まれ、そうなればLVMHによるティファニー獲得はさらに難しいものになるという。

 

© Thomson Reuters 2021 All rights reserved.