Mujiが初のランクイン 世界小売りブランドランキング2012

 グローバル・ブランド・コンサルティング会社の米インターブランドが、2012年の小売りブランドランキング「Best Retail Brands 2012」を発表した。米国の1位は、4年連続でスーパーマーケットチェーン「Walmart(ウォルマート)」。アジア太平洋地域では、昨年に引き続き「Uniqlo(ユニクロ)」が2位、初のランクインとなる「Muji」が7位を獲得した。



 「Best Retail Brands」では、"ブランド価値"を金額に換算し、世界7つの国と地域ごとに小売りブランドをランク付けしている。4回目の調査となる2012年は、アメリカの「Walmart」が4年連続で1位を獲得しており、イギリスでは「Tesco(テスコ)」、フランスでは「Carrefour(カルフール)」、ドイツでは「Aldi(アルディ)」、スペインでは「Zara(ザラ)」、そしてアジア太平洋地域では「Woolworths」と、昨年とほぼ同じ顔ぶれの企業が首位に輝いている。「ギンザコマツ」に世界最大のグローバル旗艦店のオープンを控え、「Undercover(アンダーカバー)」とのコラボコレクションを発売することでも注目を集める「Uniqlo」は、2位に留まった。

 新たにランクインしたのは、良品計画が展開する「Muji」や「Guess(ゲス)」、日本への出店も話題となったスペインのインディテックスグループが運営する「Bershka」。「Amazon.com」は順位に変動がないものの、前年比+32%と「Best Retail Brands 2012」にランクインしたブランドの中で最もブランド価値を増加させた。世界最大級のインターネットオークションやネット通信販売を行う「eBay(イーベイ)」は、初のトップ10入りを果たしており、「Dell(デル)」がランク外となっている。その他、主なファッション系ブランドでは、英国で5位に「Next(ネクスト)」、スペインで3位に「Mango」がトップ10入り。「L'occitane(ロクシタン)」や「Sephora」など、コスメ・ビューティ系を扱う企業も数字を伸ばしている。

 近年は、デジタル・テクノロジーの急速な進化によりEC事業などが発展。購買経路が多様・複雑化しており、消費者は容易に自分の求めている情報を集めることができる。各ブランドは、消費者の意思決定までのプロセスについて改めて注目し、消費者との新たな関係構築を目指している。 

Copyright © 2019 Fashionsnap. All rights reserved.

インテリアリテール
新規登録