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NYファッションウィーク メンズ、参加ブランドは減少傾向

掲載日
today 2019/05/17
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  ニューヨーク ファッションウィーク メンズ(New York Fashion Week: Men’s)のスケジュールが発表されたが、日程の変更とスポンサーの降板も影響し、参加ブランド数は減少する形となった。

N.Hoolywood - © PixelFormula

 
 6月3日~5日の3日間にわたって開催されるニューヨーク ファッションウィーク メンズに参加するブランドはわずか20組足らずで、最盛期の90組には遠く及ばない。
 
 また、うち半数はAgentry PRによる若手・小規模ブランド向け企画「New York Men’s Day」プログラムによる参加だ。

 初日には、Tim Weiland、Donna Kang、Alan Ecksteinによる「Timo Weiland」、香港発でロンドンに拠点を置くストリートウェアブランド「Ka We Key」、そしてキプロス出身のデザイナーによる「Vasilis Loizides」がショーを披露する。
 
 2日目は尾花大輔「N.ハリウッド(N.Hoolywood) 」と「Frère」、そして最終日には「Freemans Sporting Club」、「Untitled Collection」、「Private Policy」、「NIHL」、「Linder Men’s」、「Grungy Gentleman」のランウェイが予定されている。メキシコのメンズブランド「Hecho」は、創業者Jack Minerの任後初となるコレクションをアポイント制で最終日に発表する。
 
 今季は特に「トッド スナイダー(Todd Snyder)」や「ロバート・ゲラー(Robert Geller)、「Bode」といった常連ブランドの不在が目立つ。
 
 アメリカデザイナー協議会(CFDA)が2015年にメンズ単独のファッションウィークを創設して以来、NYFW : Men’sは、パリ、ロンドン、ミラノといったヨーロッパの都市とのスケジュール調整を図り、国内デザイナーを世界に発信すべく努めてきた。最盛期にはブランドはもちろんスポンサー企業も数多く惹きつけてきたものの、近年は勢いを失いつつある。
 
 実際、先シーズンには期間縮小を決定し、さらにウィメンズ直前にほぼ抱き合わせのような形で開催している。
 
 こうした落ち込みの理由は単純ではないが、特にスポンサーを失ったことは大きいだろう。CFDAはメンズのランウェイに資金を提供することができず、各ブランドはすべて自腹で費用を支払う必要が出てきた。参加費用が工面できないデザイナーも少なくない。
 
 今年2月は、、CFDAのスティーブン・コルブ(Steven Kolb)CEOは、「予算が少なくとも半減したことは事実だ」とニューヨークタイムズ紙に話している。「新しい才能を見つけるのに苦労したことはない。ただ、資金に関しては難しい」。
 
 さらに、7月から6月へと日程を前倒ししたこともデザイナーには負担になっている。リゾートコレクションと併せての開催だが、7月の展示会に向けてスケジュールを組んでいるブランドには早すぎる。
 
 ウィメンズのリゾートに関しても、「バッジレー・ミシュカ(Badgley Mischka)」、「デニス・バッソ(Dennis Basso)」、「アクリス(Akris)」といったブランドはアポイント制の発表に移行したことで、やはりショーの数はやや少なくなった印象だ。しかし、5月31日の「モンス(Monse)」や「アレキサンダー・ワン(Alexander Wang)」をはじめ、6月4日の「ジョアンナ・オッティ(Johanna Ortiz)」、「Lorod」、「Victor Glemaud」、「Greta Constantine」、そして6月5日の「TRE by Natalie Robesi」などはランウェイショーを予定している。
 
 ちなみに、9月のウィメンズファッションウィークに関しても、CFDAは5日間に縮小することを発表したばかりだ。
 
 

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