AFP-Relaxnews
2017/05/02
NYメトロポリタン美術館「川久保玲/コムデギャルソン」展、プレビュー動画が公開
AFP-Relaxnews
2017/05/02
ニューヨークのメトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)では、デザイナー、川久保玲に焦点を当てた特別展「Rei Kawakubo/Comme de Garçons: Art of the In-Between 」が5月4日から開催される。 オープニングに先立ち、キュレーターのアンドリュー・ボルトン(Andrew Bolton)によるプレビュー動画が公開されている。

同展では、80年代初期から、川久保玲がブランド「コム デ ギャルソン」に向けて制作してきたウィメンズウェア150点近くが展示される。メトロポリタン美術館が存命中のデザイナー一人を取り上げた展覧会を行うのは、過去30年以上で初めてのことだという。
美術館が公開した動画の中では、メトロポリタン美術館・コスチュームインスティテュートのキュレーター、アンドリュー・ボルトンが展覧会について語っている。
「川久保玲はクリエイティビティの人だ」とボルトン。「そして革新。美、身体、ファッション、そして纏うことの意味を考え直すよう強いるのが彼女だ。両面性のあるアイデンティティーを作り出し、こうした壁を打ち破ってみせる」。
動画には、展覧会カタログ向けのフォトシューティングの様子など、舞台裏の様子も収録されている。
「川久保玲の服は実際の着用に適していない、というのが半ば通説になっているが、モデルが実際に来ているところを見れば、そんな通説もある意味吹き飛んでしまう」とボルトンは語る。

特別展「Rei Kawakubo/Comme de Garçons: Art of the In-Between 」は、5月1日〜9月4日まで開催。5月1日にはオープニングを記念したメットガラパーティーも開かれた。
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