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fashionsnap
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掲載日
2012/05/09
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NYストリート発アーティストRostarrの個展 原宿で開催
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2012/05/09
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ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動するアーティストRostarr(ロスター)の個展「Ikonoclysm(アイコノクラズム)」が、5月11日から東京・原宿のgallery Commonで開催される。アルファベットや絵文字を専用のペンで描く技法「カリグラフィー」や、自身が「グラフィジックス」と名付けた図形的な文字を駆使して作品を制作。会場では、新作ペインティングをはじめ、日本開催を記念して制作された立体作品が登場する。入場無料で、5月20日まで。

Rostarrは、作品の中で"如何に自由を見出せるか"ということをテーマに、1990年代から図形的な文字の言語を絵画として構築する「グラフィジックス」を制作。ストリートカルチャーを背景に持つ作風で、「NIKE(ナイキ)」のキャンペーン広告をはじめ、Apple製品のバッグやiPhone用ケースなどを手がけるブランド「Incase(インケース)」へのアートワーク提供、「agnès bギャラリー」での作品展示など、様々な方面で活動している。日本では2008年に公開された映画「Beautiful Losers(ビューティフル・ルーザーズ)」の世界各都市を巡回したエキシビションでは、カリフォルニア発のサブカルチャーを担うBarry McGee(バリー・マッギー)や、ビジュアル・アーティストとして、デザイナー兼アート・コレクターのAgnès B(アニエス・ベー)と長年にわたり協力関係を築いているHarmony Korine(ハーモニー・コリン)らと共に作品を展示。また、2010年に制作した40分間のモーションペインティングを収めた映像作品「Kill The Ego」 は、フランス・パリの総合文化施設Centre Pompidou(ポンピドゥー・センター)で上映され、The New York Timesなどのメディアから高い評価を得た。
原宿で開催される個展「Ikonoclysm」は、「Carhartt(カーハート)」や「nonnative(ノンネイティブ)」などがサポート。新作ペインティングや、焼き物などの立体作品によって、ストリートシーンから作品を生み出しインディペンデントな活動を続けてきたRostarrの世界観が表現される。開催に合わせ、Rostarrが来日予定。初日の5月11日に開催される、オープニングレセプションに参加が予定されている。
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