AFP-Relaxnews
2017/02/16
NYファッションウィーク:「マイケル・コース」、プラスサイズモデルを起用
AFP-Relaxnews
2017/02/16
「マイケル・コース(Michael Kors)」が2月15日にニューヨークで行ったランウェイショーでは、同ファッションウィークで初めてプラスサイズのモデルを起用、華やかなファーとモノクロのルックに満ちたコレクションを披露した。

ショーに登場したアシュリー・グラハム(Ashley Graham)は、ヴォーグ誌で表紙を飾った初めてのプラスサイズモデルでもある。ウェストマークした深いスリット入りのブラックドレスとクロップド丈のグレーのファーコートを纏って、「マイケル・コース」のランウェイを闊歩した。
ユーリズミックスのナンバー、『スイート・ドリームス』が、ストリングアンサンブルによる生演奏で奏でられた。ミュージシャンも、ファーコート、イブニングドレス、メタリックに身を包む。
ガンメタルグレイを纏ったベラ・ハディッド(Bella Hadid)や、ブラックタッセルのイブニングドレスでショーを締めくくったケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)など、旬のモデルの姿も。
チョコレートブラウン、キャメル、オリーブ、といった単色使いのルックや、ルーズなスエードブーツ、アシンメトリーなカットワーク、そしてシルバーやゴールドのクラッシーなドレスなどが登場。
非常にニューヨーク的なスタイルに仕上がったコレクションには、ドレープドレス、スカート、テーラードジャケットとスタイリングしたブラウス、そしてウェストをマークしたシルエットは、コースの言う「秘めたセクシー」と「ルーズな着物とサロン(腰布)を取り入れたアーバン」を表現していた。
プラスサイズモデルであるアシュリー・グラハムの起用は、マイケル・コースがランウェイにおけるサイズの多様性に目を向け始めたことの表れでもある。コースは昨年9月、「USA Today」に対し、ショーで様々なサイズに対応するのはシステム的に不可能であると話していた。
Copyright © 2023 AFP-Relaxnews. All rights reserved.